耳を痛がる子供

幼少期に、誰しも一度は中耳炎になったことがあるのではないでしょうか?
風邪のたびに中耳炎になる子もいますよね。
耳の構造や免疫力などが要因で、幼児は中耳炎になりやすいのです。

また、幼児の中耳炎を悪化させないためには、安静に出来る環境を整えたり、鼻をすすらないようにさせる事などが大切です。

幼児の中耳炎のサインや原因、悪化・再発防止の対策についてそれぞれ見ていきましょう。

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中耳炎のサインかも?幼児のこんな行動に要注意!

幼児は、耳の痛みや違和感を口で上手に伝えられないこともあります。
中耳炎の発見が遅れると、悪化させてしまうリスクがあるため、幼児の次のような行動・仕草を見逃さないようにしましょう。

・耳を痛がっている
・熱がある
・耳から液体が流れている(枕に付着していることも)
・耳に手をあてたり、触っている
・呼んでも反応しない
・テレビの音を大きくする
・テレビとの距離がいつもより近い
・機嫌が悪い

このような症状が見られた場合は、耳鼻科で受診させましょう。

幼児がなりやすい中耳炎の種類!

幼児がなりやすいとされている中耳炎は、主に以下の4つです。
・急性中耳炎
・滲出性中耳炎
・慢性化膿性中耳炎
・真珠腫性中耳炎

強い耳の痛み、発熱、聴力低下、耳だれ、耳閉感などの症状がでます。

・細菌やウイルスが鼻から耳に入り込む
・急性中耳炎がなかなか治らず鼓膜に穴が開く
・炎症を繰り返すことで細胞の塊ができる

など、中耳炎の種類によって原因や症状も異なります。

中耳炎の原因や症状を詳しく見る
中耳炎の原因とは?!種類別に6つの原因を解説!

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幼児が中耳炎になりやすい2つの理由!

中耳炎の原因は大人とほとんど同じです。
しかし、なぜ幼児は中耳炎になりやすいのでしょうか?
その理由は、大人と幼児の”耳の構造””免疫力”の違いにあります。

①耳の構造が未発達

急性中耳炎は、細菌やウイルスが鼻から耳管(中耳と鼻腔をつなぐ管)を通って耳に入り込むことで発症します。
赤ちゃんや幼い子供の耳管は、大人に比べるとまだ短いのです。
耳管が短いと、細菌やウイルスが鼻から耳に入りやすくなるため、中耳炎になりやすくなります。

②免疫力が弱い

そもそも赤ちゃんや幼児は、大人に比べて免疫力が弱く、感染しやすい状態です。
そのため、赤ちゃんや幼児は頻繁に風邪をひきます。
そして、風邪を引き起こしている菌やウイルスが、耳に入り込むことでも中耳炎になります。

赤ちゃんの中耳炎についてはコチラ
赤ちゃんの中耳炎!8つのサインやミルク性中耳炎に要注意!

中耳炎の治療法は?

中耳炎の治療法としては、以下のものなどがあげられます。
・症状を和らげながら自然治癒を促す
・鼻の通りをよくする
・抗生剤を使用し、細菌を抑える
・抗炎症薬を使用し、炎症を抑える
・鼓膜に穴をあけ、チューブを入れる
・手術を行う
・ステロイドを使用する

急性中耳炎や滲出性中耳炎など、種類によってそれぞれ治療方法は異なります。

中耳炎の治療法についてはコチラ
中耳炎の治し方11選!5つの症状別に解説!

中耳炎の自然治癒についてはコチラ
自然治癒する中耳炎の種類と6つの注意事項!

悪化・再発させないための6つの対策!

幼児は、耳の構造免疫力が要因で中耳炎になりやすいです。
そのため、中耳炎の症状を悪化・再発させないよう対策することが大切です。

①安静に過ごせるように環境を整える

痛みや高熱がなければ、小さい子供は遊びたい気持ちを抑えられません。
しかし、なるべく安静にして体力や免疫力を上げることで、中耳炎の悪化を防止できます。
大好きなアニメやDVDなどを見せてあげてもいいでしょう。

②お風呂や洗髪は医師の許可があるまでしない

お風呂は制限しない場合もありますが、自己判断はせず、医師の指導に従いましょう。
洗髪は、耳に水が入ることで悪化する可能性もあるため、こちらも必ず医師の許可を得てから実施しましょう。

③鼻の通りをよくさせる

ママ鼻水トッテ

耳の中の膿は、耳管を通って鼻から排出されます。
そのため、風邪などで鼻がつまっていると膿が出にくくなります。
中耳炎を悪化させないためにも、鼻はこまめにかませましょう。

まだ鼻を上手にかめない子には、吸引をしてあげましょう。
吸引器は、赤ちゃん用品売り場やインターネットでも購入できます。

④鼻をすすらないようにする

鼻水には細菌やウイルスが混ざっているため、鼻をすすってはいけません。
鼻をすする癖のある子には、鼻水がたまる前に鼻をかませたり、吸引をさせてあげることで、中耳炎の悪化・再発防止につながります。

⑤換気と加湿をする

中耳炎は風邪をひくことで誘発されることが多いです。
細菌やウイルスが部屋に蔓延していると、治りかけたとしても、また風邪をぶり返します。
風邪の予防のためにも、こまめに部屋の換気を行いましょう。

また、冬など乾燥した季節はウイルスが活発になってしまうため、加湿を行いましょう。
湿度は50~60%を目安にしましょう。

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⑥完治するまでは通院する

中耳炎は、痛みや熱がなくなり、耳だれもなくなってくると「もう治った」と思ってしまいます。
しかし、少しでも膿が耳に残っていると、悪化・再発する可能性があります。
「完治しました」と医師に告げられるまでは、必ず通院しましょう。

まとめ

幼児は、耳の構造や免疫力が要因で中耳炎になりやすいです。
悪化や再発をさせないためには、こまめに鼻をかませたり完治するまで通院させる必要があります。

我が子が中耳炎になると心配になりますよね。
兄弟姉妹がいる場合は、特にお世話が大変になることでしょう。
子供が体調を崩したときに夫婦や両親がどのように対応するのか、あらかじめ相談しておくといいかもしれませんね。

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