暑い季節になると、熱中症や夏バテ、夏風邪やあせもなど、いろいろな症状に悩まされる方も多いかと思います。
熱中症予防としての水分補給は有名ですが、実は夏バテ予防にも水分補給はかかせないのです。

喉が渇いたら、水を飲めばいいの?炭酸や果汁のジュースでもいいの?

それぞれの状態にあった飲み物を選ぶことが重要です。
今回は、夏バテ予防になる飲み物を4種類紹介していきますね。
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人の体の60%は水分
夏は汗もたくさんかきますし、体内の水分も減りが早いです。また、体の中で1番水分が多いのが筋肉です。
成人の場合、体の中の水分が1%減ると、のどの渇きを覚えます。2%減ると、喉がかなり渇きボーッとして来ます。10%減ると失神してしまい、20%減ると命の危険までになります。
それぞれの状態に合った飲み物を選ぶ
人は、1日に1.2Lの水分が必要です。寝ているだけでも、コップ一杯分の汗をかくと言われています。
喉が乾くと言っても、体が何の水分を欲しているかは、自分ではわかりませんよね。
それぞれの状態にあった飲み物について見ていきましょう。
・普段の生活でのどが渇いた場合
これは、水や麦茶、お茶、ジュースなど、どんな物でも問題ありません。ただし、ジュースなどの糖分が高い物の取り過ぎは体に良くないので注意しましょう。
・スポーツをした後
汗をかいた場合は、水分の他に塩分が必要になります。夏だと、スポーツをした時でなくても汗をかくので、水分補給を欠かさないようにしましょう。
ナトリウムが入っているスポーツ飲料などがおすすめです。
・脱水症状気味
長いこと水分を取らずにいて、脱水症状になりそうな時には、経口補水液がおすすめです。
人の体の水分には、ナトリウムとブドウ糖が混ざっています。経口補水液には、塩分とブドウ糖が体内に吸収しやすい成分量で配合されています。人の体液に近い成分で出来ているのが、経口補水液なのです。
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夏バテに効く飲み物4種
それでは、具体的に、夏バテに効く飲み物を4種類紹介していきます。
まず、冷たい飲み物は避けましょう。夏バテで胃腸も弱っている場合があります。常温か温かい飲み物が体には優しいです。
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①お茶・麦茶・ハーブティ
温かくして飲むと良いです。ただ、緑茶のような利尿効果があるものは、水分を排出してしまうので、一回で飲むのは少量で、飲む回数を増やすようにしましょう。
②柑橘系・クエン酸入りジュース
クエン酸は、疲労回復に効きます。夏バテの時には、とても効果的です。
糖分が多いので、大量に飲むのはやめましょう。
手軽に買えるもの
⇒キレートレモン
③ミネラル水炭酸+クエン酸入りジュース
ミネラル水の炭酸をクエン酸入の果汁ジュースで割ると、更にミネラルも取れて効果的です。
④ビタミンB1やビタミンC入り栄養ドリンク
ビタミンB1は、栄養をエネルギーに変える効果があり、ビタミンCは、栄養の吸収をアップしたり、ストレスなどにも効果があるので、こちらもオススメです。
しかし、喉が乾く度に飲むものではありませんから、気をつけて下さいね。
手軽に買えるもの
⇒チョコラBBドリンク、C1000ビタミンレモン
まとめ
夏の暑さで、熱中症や脱水症状を避けるためには、水分補給の他、帽子をかぶる、通気性と吸水性の良い服装にするなど、暑さ対策は必要です。
暑さから逃れるのに、木陰に入るのも手です。暑い日には、水筒や汗を拭くハンカチ、タオルなどは必ず持参して下さいね。
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