気温が高くなるにつれて、赤ちゃんのあせもに悩まされるママやパパも増えますよね。
あせもは、大人よりも赤ちゃんや子供に多いといわれます。
かゆみなどはなく自然と治る場合も多いですが、かゆみを伴ってかき壊してしまった場合は、「とびひ」などの二次感染の可能性もありますので注意が必要です。

赤ちゃんのあせもってどうにかならないの?

今回は、赤ちゃんのあせもに効果的な4つの対策について解説していきますね。
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大人よりも赤ちゃんの方があせもができやすい?!
ご存知かもしれませんが、大人よりも子供や赤ちゃんのほうがあせもができやすいのです。
理由としては下記の二つです。
①汗の量
赤ちゃんは体温調整がうまくできないので、体温が上がったときに汗をかくことで調整しようとするのです。
それにより、大人よりも子供や赤ちゃんのほうが多くの汗をかきます。
②汗腺の密度
体にある汗腺の数は、年齢に関係なく大人も赤ちゃんも同じと言われています。
体の大きさは違うのに汗腺の数が同じという事は、当然ながら、赤ちゃんの方が汗腺の密度が高いという事になります。
汗腺の密度が高く、汗もたくさんかくので、大人よりも赤ちゃんのほうがあせもになりやすいのも納得がいきますよね。
赤ちゃんがあせもになってしまう原因は?
「赤ちゃんの方があせもになりやすいから仕方がない」と諦める必要はありません。
続いては、赤ちゃんがあせもになってしまう原因について見ていきましょう。
①おむつ
まずは、おむつが原因でできてしまうあせもについて説明します。
おむつの素材は紙なので汗を吸収しにくく、赤ちゃんが一番あせもになりやすい場所です。
おむつかぶれとあせもの違い
おむつかぶれは医学的には「おむつ皮膚炎」といわれていて、おむつカバーや紙おむつのギャザーがあたる部分、おむつに覆われた皮膚に起きる炎症です。
おむつが当たっている部分が赤くなったり、ポツポツとあせものような湿疹として現れた場合は、あせもではなく「おむつかぶれ」の可能性が高く、かゆみや痛みをともない、悪化するとただれて血がにじむ場合があります。
おむつの中の場合、あせもとおむつかぶれとの区別は少し難しいので、症状がひどい場合は病院を受診しましょう。
あせもの予防法に関してはコチラ
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②皮膚に汗が蓄積している
あせもは、汗が外に流れずに皮膚の中に溜まって炎症を起こしている状態です。
赤ちゃんは、自分であせもを発見することができません。赤ちゃんが泣き出してから初めてお母さんがあせもと気がつくケースがどうしても多くなってしまいます。
意識的に赤ちゃんの皮膚を清潔にしてあげれば、あせもなどの皮膚トラブルはかなり抑えられます。
赤ちゃんがあせもになってしまった時の4つの対策!
赤ちゃんがあせもになってしまう原因はご理解いただけたでしょうか。
続いては、あせもになってしまった時の対処法について見ていきましょう。
①皮膚を清潔に保つ
赤ちゃんの皮膚を清潔に保ってあげることが一番の対処法であり、予防法でもあります。
・出先では難しいですが、汗をかいたらシャワーを浴びるようにする
・市販の汗拭きシートや、濡れたタオルなどで汗をこまめに拭き取る
・ハンカチやタオルを忘れずに持ち歩き、汗をかいたらすぐに拭く
などして、常に赤ちゃんの皮膚を清潔に保ってあげることを意識しましょう。
かゆいからといって掻きこすると、湿疹がさらにひどくなったり、とびひになってしまったりなどの二次感染が起きることもありますので注意しましょう。
※シャワーを浴びる時の注意点
お風呂に入れてしまうと、体温が高くなって余計に痒くなる場合があります。ぬるめのシャワーで綺麗にしてあげましょう。
また、何度も石鹸で体を洗うと肌のバリアも洗い流してしまうことになるので、石鹸を使うのは1日1回にしましょう。
②ガーゼを利用する
赤ちゃんの場合、どうしてもおむつのゴムの場所はあせもになりやすいですよね。
そんな時は…
汗をかいて蒸れやすいおむつの後ろの部分にガーゼを1枚入れてあげましょう。
そうすることにより汗が吸収され、だいぶ良くなります。
③痒いところを冷やしてあげる
冷水で濡らしたタオルや、タオルに包んだ保冷剤を患部にあててあげれば、かゆみが治まる場合があります。またスプレーで冷やしてあげるのも1つの方法です。
保冷剤を使用するときは、必ず皮膚の様子を観察しながら使用し、長時間の使用は避けて低温やけどに注意してください。
④薬やベビーパウダー等を使う
赤ちゃんでも使える桃の葉ローションや、あせもに効果的な石鹸やパウダー等も販売されています。
手に入れやすいのは有名なベビーアンドジョンソンのベビーパウダーなどがありますよね。
病院で処方される薬が一番効くとは思いますが、赤ちゃんによっては効果があまりでない…ということもあるようです。
あせもの市販薬を詳しく見る
※赤ちゃんのあせもに使える薬!おすすめ市販薬TOP5!
まとめ
あせも対策には、日頃から皮膚を清潔にすることが一番大事です。
どうしても赤ちゃんのあせもはできやすいので大変ではありますが、毎日赤ちゃんの肌のケアをしていきましょう。
あせもの予防法に関してはコチラ
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