悩む女性

あれ?生理じゃないのに下腹部が痛い…。こんな症状はありませんか?生理じゃないのに生理痛のような症状があると心配ですよね。

排卵痛、妊娠、感染症や子宮の病気などが原因で、生理じゃないのに生理痛のような痛みがある可能性があります。

生理現象で痛みを生じている場合は痛みを止めることだけを考えればいいのですが、病気の場合はそれぞれに合った対処法をしなければいけません。

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生理じゃないのに生理痛が…なんで…?

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それでは、生理じゃないのに生理痛のような痛みが起こる原因や対処法について解説するので詳しく見ていきましょう。

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生理じゃないのに生理痛のように下腹部が痛い!4つの原因とは?

生理じゃないのに、下腹部がズキズキと痛くなる…。心配のいらない生理的な症状である場合もありますが、治療が必要な場合もあります。

まずは、生理じゃないのに生理痛のような痛みが生じる原因についてそれぞれ見ていきましょう。

原因①:排卵痛

排卵の時に下腹部が痛くなる症状を排卵痛といいます。生理周期は正常25~38日で、生理開始日から14日目あたりで排卵が起こります。

そのため、生理が終わり1週間ほど経ってから下腹部が痛くなる場合は排卵痛かもしれません。排卵日と排卵日前後の1日ずつを合わせ3日間ほど排卵痛が生じます。

排卵痛の原因には以下のものが挙げられます。
●排卵に伴う微量の出血で卵巣が腫れる。
●黄体ホルモンの影響で卵巣が腫れる。
●排卵誘発剤により卵巣が腫れる。
●腫れた卵巣が腹膜を刺激する。
●卵子が卵巣から排出される時に周りの組織を傷つける。

症状としては、生理痛みたいに下腹部にドーンとした痛みを感じたり、チクチクと痛んだり人によってさまざまです。

通常、排卵は右と左の卵巣の片方で起こります。そのため「今回は右側が痛い」「今回は左側が痛くなった」など排卵した卵巣側のお腹が痛くなることもあります。

排卵痛は生理現象であり、疾患ではありません。不快な症状はあるものの、心配する必要はありません。

原因②:妊娠

妊婦

そろそろ生理が来る頃に下腹部が痛くなっている場合は、妊娠している可能性があります。受精卵が子宮内膜に着床する際に痛みや出血を生じる人もいます。心当たりがある方は、妊娠検査薬を使用し確認してみましょう。

ただし、生理予定日から1週間ほどたった時期でないと、妊娠検査薬に陽性が出ません。生理がなかなか来ないなと思ったら、本来であれば生理が終わるであろう時期に妊娠検査薬を試しましょう。

もし妊娠検査薬に陽性が出た場合、すみやかに産婦人科を受診してください。心拍が確認できる時期はまだ先だとしても、子宮外妊娠などトラブルがあれば早期発見が重要です。また、妊娠の可能性がある場合は飲酒や喫煙は控えましょう。

原因③:感染症

排卵や生理の時期に関係なく生理痛のような症状がある場合は、性感染症にかかっている可能性があります。

クラミジア、淋菌、ヘルペス、カンジタなど種類は多々ありますが、不妊の原因になったり、出産した場合に赤ちゃんへ感染させてしまう場合があります。

以下の症状はありませんか?
●不正出血がある
●おりものが多い、臭いがきつい
●下腹部が痛い
●上腹部が痛い
●熱がある
●陰部がかゆい
●排尿する時に痛みがある

感染症にかかった場合は、基本的に抗菌薬を使用します。まずは婦人科を受診することが大切です。症状に心当たりがあればすぐに病院へ行きましょう。

原因④:器質性月経困難症

子宮の疾患による月経困難症のことを器質性月経困難症といい、下記の3つの病気があります。

●子宮内膜症
受精卵が着床するためのベッド(子宮内膜)が、子宮の外で発生してしまう病気です。

●子宮腺筋症
受精卵が着床するためのベッド(子宮内膜)が、子宮の筋肉の中で発生してしまう病気です。

●子宮筋腫
子宮の筋肉の中に、良性の腫瘍ができてしまう病気で、女性の3人に1人がかかっているといわれています。

これらの病気の場合は子宮に疾患があるため、婦人科で受診が必要になります。

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生理じゃないのに生理痛のような痛み!それぞれの対処法!

生理じゃない時期の下腹部痛の原因は排卵痛や妊娠、感染症、子宮の疾患など様々あります。

原因によってそれぞれ対処方法が異なります。詳しく見ていきましょう。

排卵痛

排卵痛は、疾患ではなく生理現象です。治療する必要はないので、自分にあった痛みの解消法を試しましょう。

※痛みを取り除く方法を実践したにも関わらず、日常生活が送れないほどの痛みが続く場合はトラブルが隠れている可能性もあるため、婦人科で受診しましょう。

排卵痛の痛みを緩和させる方法には、以下のような方法があります。

●鎮痛薬の使用
生理痛と同じように、鎮痛薬によって痛みが緩和できます。バファリンルナやイブ、ロキソニンなどがおすすめです。

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●生理周期を把握する
生理周期は通常25日~38日です。生理開始から14日目あたりで排卵があるため、いつから生理が開始されたか把握することで排卵日が予想できます。

あらかじめ排卵日を把握していると、急な下腹部の痛みに対しても「そろそろ排卵日だから、排卵痛かも!」と焦らずにすみます。

生理が始まったらその日から、カレンダーや手帳のすみに”1、2、3”とカウントしておくと便利でしょう。“25”くらいまであらかじめ書いておけば、排卵予定日や生理開始日がひとめで分かります。

また、基礎体温をつけることも生理周期の把握に大変有効です。自分に合った方法を実践してみましょう。

妊娠している場合

妊娠検査薬で陽性が出ていれば、早期に産婦人科を受診して妊娠を確認しましょう。着床出血や着床時の疼痛と思われる痛みがあまりにも強い場合は、医師に相談しましょう。

感染症や子宮に疾患がある場合

こちらは病院で治療してもらう必要があります。少しでも症状に心当たりがあれば、一度婦人科を受診してください。早期治療により、不妊症を回避できる場合もあります。

まとめ

生理じゃないのに生理痛みたいな下腹部の痛みがある。その原因には排卵のために起こる排卵痛や妊娠、感染症や子宮の疾患などが考えられます。排卵痛は病気ではないと分かっていても、痛いこと自体が苦痛ですよね。我慢をせずに鎮痛薬を使用して痛みの緩和をしましょう。

また、生理痛や排卵痛に悩んだ時は、なぜそのような痛みがあるのか調べてみるきっかけとなり、女性として自分の体を知るチャンスでもあります。

毎月毎月排卵や生理が起こるのはホルモンの影響ではありますが、体の中は目には見えないので神秘的でもありますよね。そんな自分の体はぜひ大切にしてくださいね。

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