朝起きたらまぶたが痛い。鏡を見たら腫れてる。こんなことはありませんか?
腫れてるとその日の気持ちも落ち込みますが、痛みもあるとなると怖いですよね。
腫れだけであれば、前日のアルコールや寝る姿勢などの原因が考えられますが、痛みもあるとなるとまた原因が変わってきます。

痛みを伴うまぶたの腫れって、何が原因なの??

どんな症状かにより原因は変わります。今回は痛みを伴うまぶたの腫れについて、代表的な6つの症状を解説します。
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痛みを伴うまぶたの腫れ!どんな痛み?
まぶたが腫れているだけでも気分は落ち込みます。それに加えて、痛みまであるとなると最悪な気分になりますよね。
あなたのまぶたの腫れは、どんな痛みですか?
・目が開けられない程の痛み
・チクチクする痛み
・ゴロゴロした痛み
など、痛みの種類によって原因がわかります。ここからは、それぞれの症状について解説していきます。
ものもらい
目の周りが腫れていて痛みを伴う場合、「ものもらい」の可能性があります。
ものもらいは、脂や汗が出る腺に細菌が感染することで発症します。
※ものもらいの症状
・瞬きすると痛い
・まぶたが赤く腫れている
・目がゴロゴロする
・目が充血している
急性の化膿性炎症で、学術的な名前は、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と言います。炎症が起きていることによりまぶたが腫れます。
※ものもらいの対処法
・ものもらい用の目薬を使う
市販でも売っていますが、心配な場合は眼科を受診しましょう
・コンタクトレンズやアイメイクは避け、清潔を保つ
・目元を温める
結膜炎
結膜炎とは、白目とまぶたの裏側を覆っている薄い膜(結膜)が赤く炎症を起こす事で起きます。
結膜炎には、細菌性結膜炎、アレルギー性結膜炎ウイルス性結膜炎の3種類があります。
それぞれについて見ていきましょう。
1.細菌性結膜炎
「黄色い目やに」と「白目の充血」が主な症状になります。ウイルス性とは違い、抗生物質の点眼で数日で完治します。
感染力が弱いので他人に移ることはあまりありませんが、免疫力が弱まっている人は注意が必要です。
2.アレルギー性結膜炎
アレルギーは全員が起こるものではないため、感染はありません。個人差があり、一年中の人もいれば、春だけ、夏だけの人もいます。花粉症などもこれに当たります。
目が痒くなり、充血の他、白い目やにが出る人もいます。治療法は、抗ヒスタミン剤の入った点鼻薬などで治療します。
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続いては、ウイルスの感染により引き起こされるウイルス性結膜炎に関して解説します。
ウイルス性結膜炎は主に3つの種類に分けられます。それぞれについて見ていきましょう。
3-1.流行り目(流行性角結膜炎)
ウイルス性結膜炎の1種です。
1〜2週間の潜伏期間があり、発症すると
・目がゴロゴロする
・まぶたが腫れる
・充血する
・涙や目やにが出る
などの症状が起こり、10日程すると角膜に炎症が起きて目がかすむ場合があります。
アデノウイルス8型の感染が原因となります。
完治には、2〜3週間かかります。角膜に炎症が起きた場合は、数ヶ月に渡り跡が残る場合もあります。
感染力がかなり高いので、眼科で大丈夫と言われるまでは、通院して下さい。
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3-2.プール熱(咽頭結膜炎)
ウイルス性結膜炎の1種で、感染して5〜6日で症状が出ます。
・充血する
・目やにが出る
・喉が赤くなる
・熱が出る
などの症状を発症します。
アデノウイルス3型の感染が原因で、完治には2週間程かかります。
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3-3.急性出血性結膜炎
ウイルス性結膜炎の1種で、感染して1日で症状が出ます。
白目に出血が見られ、強い充血や目やにが出ます。
エンテロウイルス70型の感染が原因です。
感染力がかなり強く、完治には10日あまりかかります。
まとめ
目の病にかからないためには、手洗いや目を洗う、感染場所に近づかないなどの予防が必要です。なってしまった場合は眼科に行き、完治するまでは自宅にいるのがベストです。
最近は、コンタクトレンズの人も増えています。コンタクトの衛生や手洗いを怠らない事が重要です。
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