なんとか咳を止めたい!そんな時に市販薬は大変頼りになりますよね。
咳に効果がある市販薬には、シロップで飲みやすいクールワンせき止めGX液や、咳や痰を鎮めてくれるベンザブロックトローチなどがあります。
薬局に行ってもたくさんの種類の薬が売っているため、どれを買おうか悩みますよね。咳を止めたい時に効果のあるおすすめ市販薬7つと、選ぶポイントについて解説するので参考にしてみてください。
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咳止めの市販薬を選ぶ2つのポイント!
咳止めの市販薬を買おうと思ってもたくさんの種類が売っているためどれを買おうか迷いますよね。そんなときに選ぶ判断基準となるポイントを2つ紹介するので確認していきましょう。
①成分に着目する
咳を止める薬には様々な成分が入っています。咳以外にも発熱や痰などの改善に効果がある成分が入っている場合があるので、パッケージを見てどのような成分が入っているか着目してみましょう。例えば以下のような成分に注目してみてください。
乾いた咳に効く成分
コデインリン酸水和物、ジヒドロコデインリン酸塩、ノスカピンなど
痰が絡んだ咳に効く成分
カルボシステイン、ブロムヘキシン塩酸塩など
喘息の咳に効く成分
テオフィリン、メチルエフェドリン塩酸
咳に効く漢方薬
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、桔梗湯(ききょうとう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)
その他にも鎮痛成分、抗炎症成分、殺菌成分、体の働きを助けるビタミンなどが配合されています。発熱を伴う場合は解熱鎮痛作用のある成分が入っている薬がおすすめです。
成分の名前が分からなくても、パッケージの表や裏に何に効くか書いてある場合が多いので注目してみてください。迷ってしまったら薬局に在中している薬剤師に相談してみましょう。
②薬の形状に着目する
咳を止める市販薬には、様々な形状の薬があります。あなたが服用しやすい形状のものを選ぶと良いでしょう。
例えば以下のような形状があります。
●錠剤タイプの飲み薬
●粉薬タイプの飲み薬
●シロップタイプの飲み薬
●液体タイプの飲み薬
●なめて服用するトローチ
●うがい薬
これらのようにたくさん種類があります。喉が痛い時は粉薬や錠剤が飲みづらい場合もあるため、シロップや液体タイプは便利です。また、薬によっては赤ちゃんから服用できるものもあります。成分と共に形状にも着目して市販薬を選んでいきましょう。
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咳止めにおすすめの市販薬TOP7!
早く止めたい咳。そんな時におすすめの市販薬を7つ紹介します。成分や形状も様々なので、前述した選ぶポイントを参考にしながら1つ1つ具体的に見ていきましょう。
第7位:プレコール持続性カプセル
参考価格:1,000円(12カプセル)
医薬品分類:第2類医薬品
咳を鎮めるジヒドロコデインリン酸塩やdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれています。発熱や喉の痛みなどを緩和する成分も含まれているため、風邪の時に頼りになる薬です。
こちらの薬は、早く溶ける成分とゆっくり溶ける成分が混ぜられているため、1日2回でも効果が持続することが特徴です。1日3回食後に飲む薬だと仕事の都合上飲むタイミングが取りにくい場合はこちらの薬がおすすめです。
第6位:ツムラ漢方麻杏甘石湯エキス顆粒
参考価格:2,500円(24包)
医薬品分類:第2類医薬品
麻杏甘石湯という漢方の薬です。気管支炎による咳や、気管支喘息に効果があります。小児喘息にも効果があり、2歳未満でも服用することが出来ます。子供に飲ませたい場合は小児科で相談してみましょう。
第5位:クールワンせき止め GX液
参考価格:1,600円(120mL)
医薬品分類:第2類医薬品
咳を鎮める成分とともにカルボシステインという痰を抑える成分が含まれたシロップです。シロップのため錠剤や粉薬が苦手な方でも服用しやすく、飲みやすいフルーツミント味になっています。痛んだ気道を治す働きを助けます。喉が痛くて薬が飲みづらい時におすすめです。
第4位:パブロンうがい薬AZ
参考価格:1,200円(30g)
医薬品分類:第3類医薬品
こちらはうがい薬です。炎症を抑えるアズレンスルホン酸ナトリウムが配合されているため、喉の腫れや痛みを抑え、咳の緩和が期待できます。また、こまめにうがいをすることで、異物の除去を行うことができたり喉の保湿に繋がるため、咳が緩和されます。
第3位:ベンザブロックトローチ
参考価格:980円(24錠)
医薬品分類:第2類医薬品
こちらは口の中で舐めて溶かすトローチタイプの薬です。咳を引き起こす中枢に作用し、咳を止めます。咳を止め、痰を抑え、喉の炎症を抑えることができます。口の中で舐めるタイプなので、錠剤よりも即効性が期待できます。飲み薬が苦手な方や、水分を飲める環境にない場合でも手軽に服用できる点が便利です。
第2位:ミルコデ錠A
参考価格:980円(24錠)
医薬品分類:第1類医薬品
こちらは気管支を拡張する作用があるため「ぜーぜー」「ヒューヒュー」と音を立てるような咳や痰の改善に効果が期待できます。また、キキョウ、セネガ、カンゾウの3つの生薬が配合されており、痰を鎮める効果があります。こちらは第1類医薬品のため、薬局に在中している薬剤師の方に説明を受けて購入しましょう。
第1位:アネトンせき止めZ液
参考価格:1,400円(100mL)
医薬品分類:第2類医薬品
こちらはレモンティー風味で飲みやすい液剤になります。咳を起こす中枢に作用したり、気管支を広げる作用があります。また、痰を出しやすくしたり、アレルギーが原因で起こっている咳にも有効です。こちらは生後3か月から服用可能であるため、赤ちゃんに飲ませたい場合は医師へ相談しましょう。
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咳が止まらない場合は病気の可能性も!
市販薬は咳に効果があり頼れる存在です。しかし、ただの咳だと思っていても肺がんや慢性閉塞性肺疾患、肺結核症などの大きな病気が隠れている可能性もあります。まずは病院へ受診することをおすすめします。咳止めの市販薬を飲んだことによって、痰が上手く出せなくなり症状が悪化してしまう場合もあります。
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まとめ
咳に効果がある市販薬には、咳を止める成分や痰を抑える成分が入っているものがあり、飲み薬の他にもトローチやうがい薬があります。
薬に入っている成分や形状に着目して、自分の症状やライフスタイルに合った薬を選ぶことができるととても心強いですよね。しかし、薬で咳は止まっても、体が弱っていれば体調不良は長引いてしまいます。睡眠を良く取り、栄養豊富な食べ物を食べ、免疫力を上げる生活習慣を心がけていきましょう。
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