マスク

子供がコホンコホンと咳をしていると心配ですよね。なかなか治らないと、大きな病気かも…と不安になってしまいます。

子供の咳の原因は風邪だけでなく、急性気管支炎や喘息、クループ症候群などである可能性も考えられます。

また、子供の咳が止まらない時、焦ってしまいどのように行動すべきか迷ってしまいますよね。子供の咳の6つの原因や治療法と共に、親が取るべき対処法を8つ紹介するのでそれぞれ確認していきましょう。

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子供の咳が止まらない!6つの原因とそれぞれの治療法!

子供が咳をしていると、風邪をひいたのかな?それとも大きな病気かも!?と心配になりますよね。子供の咳で考えられる主な原因や治療法を紹介するので、それぞれ見ていきましょう。

①風邪

細菌やウイルスに感染し、発熱や鼻水とともに咳が出ます。ウイルスが原因であることが多く、対症療法が主な治療方法になります。しかし、細菌が原因であれば抗生剤の投与が必要になるため、ただの風邪だと思わずに小児科を受診しましょう。

【治療法】
まず安静にすることが重要です。細菌性の風邪であれば抗生剤の内服が必要になります。その他、熱や痛みに対しては解熱鎮痛薬、激しい咳には鎮咳薬、つらい痰には去痰薬など対症療法の薬が処方されます。

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②急性気管支炎

気管支炎は、文字通り気管支に炎症が起こっている状態であり、発熱や咳をともないます。乾いた「コンコン」とした咳から始まり、痰が絡む咳に変わっていきます。

子供の気管支炎は喘息のような症状になる場合があります。その理由として、子供の気管支はもともと大人よりも狭いのですが、痰が多く分泌されるため、さらに気管支が狭くなってしまいます。そのため、喘息のように「ヒューヒュー」と咳が出ることがあるのです。

【治療法】
基本は風邪の時と同じです。しかし、風邪に比べて痰の量が多い場合があるため、出てくる痰は飲みこまずに積極的に外に出しましょう。咳を止めてしまうと、細菌やウイルスが外へ出せなくなることもあるため、鎮咳薬は処方されない場合もあります。

③小児気管支喘息

小児気管支喘息は、遺伝や体質の他にアレルギーや受動喫煙が原因になります。気道が狭くなってしまうため、発作的に「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」と喘鳴や咳、呼吸困難を伴います。

【治療法】
気管支喘息と診断されれば、気管支拡張薬、ステロイド、抗アレルギー薬などが処方されます。吸入する薬もあるため、本人が上手く使えるように援助してあげましょう。

学校に通っている子供は、学校で発作が起こっても対処が出来るように学校側へ小児気管支喘息がある旨を伝えておくとよいでしょう。

④肺炎

細菌やウイルス、マイコプラズマなどが肺炎の原因になります。肺炎はどの年齢にも発症する病気ですが、子供や高齢者がかかると重症化しやすいため注意が必要です。昔は2歳の子供が肺炎にかかると半分以上が亡くなっていた時期もありました。

【治療法】
風邪の時と同じように、細菌に対しては抗生剤が処方されます。肺炎にかかると食べ物や水分を摂ることが難しくなる場合があるため、点滴をすることが多いです。現在では、肺炎にかかっても病院で抗生剤の投与や脱水予防の点滴など、適切に治療すれば治ります。まずは病院へ連れて行きましょう。

⑤クループ症候群

風邪の症状から始まり、幼児に起こることが多いです。「ケン、ケン」といった犬が吠えるような咳が出ることが特徴です。喉の炎症により気道が狭くなると、呼吸困難を引き起こす場合があります。喉の痛みや声が枯れるなどの症状が出ます。夜に症状が悪化しやすいため、ゆっくり寝れないこともあります。

【治療法】
軽症の場合は安静にしていれば治ります。症状が強ければ、鎮咳薬や抗炎症薬が処方されます。また、病院で酸素吸入や点滴をする場合もあります。部屋の乾燥に注意し、喉を乾燥させないようにしてあげましょう。

⑥百日咳

赤ちゃんや小さい子供だけでなく、成人にも発症します。百日風の菌は感染力が高く、日本でも年間1万人くらいの方が感染しているとされています。百日咳は予防接種(三種混合:百日咳、ジフテリア、破傷風)によって患者数は少なくなってきています。

症状は名前の通りつらい咳が続きます。感染してしまった場合は早急に病院を受診しましょう。しかし、まずはきちんと予防接種を受けさせることが大切です。

【治療法】
マクライド系の抗生剤を2週間服用することが多いです。重症化している場合は、入院して免疫製剤を使用することもあります。百日風には鎮咳薬はあまり効果が得られません。

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子供の咳が止まらない!親が取るべき8つの対処!

子供が咳をしている時に、親はどのような行動を取るべきなのでしょうか。親が子供にするべき対処法を紹介するので参考にしてください。

①安易に咳を止める薬を使わない

コホンコホンと子供が咳をしていたら、早く咳を止めてあげたくなりますよね。その時に安易に咳止めの薬を使ってしまうと、痰を出せなくなってしまう可能性があります。痰によって気道が狭くなり、呼吸が苦しくなってしまうこともあります。

咳止めの薬を飲ませるよりも、痰を出しやすくする薬や気管支を広げる薬を使った方が症状が楽になる場合があります。また、細菌が原因である場合は抗生剤の使用が必要になります。子供が咳をしている時は、親の判断で薬を飲ませてはいけません。まずは小児科へ受診させましょう。

②小児科へ受診させる

子供が咳をしていたら、原因を知るためにもまずは小児科で受診させましょう。しかし、軽い咳であったり、発熱など他の症状が見られない場合は病院へ連れて行くか迷ってしまいますよね。

病院には感染症にかかっている子供が受診に来ているため、細菌やウイルスをもらってしまう可能性もあります。病院へ受診させるか迷った時は、かかりつけの小児科へ電話して相談してみましょう。いつからどのような症状があるのか説明してくださいね。

また、受付時間外の場合や夜間の場合は小児救急電話相談「#8000」へ電話をかけましょう。小児科医師や看護師が子供の症状について相談に乗ってくれ、アドバイスをしてくれます。

③咳を楽にしてあげる援助を行う

子供のつらい咳を楽にしてあげる方法を実践しましょう。のどが乾燥すると咳が出やすくなることがあります。

咳を楽にするには以下の方法などがあります。
●横向きで寝る
●部屋を綺麗にする
●水分をこまめにとる
●咳止めに効果のある飲食物を摂取する
●のど飴を舐める
●マスクをつける

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また、状態を起こすと呼吸が楽になることもあります。寝ていて呼吸がしんどそうであれば、少し状態を起こした体勢にしてあげましょう。

④栄養や水分の摂取を助ける

熱がある時は脱水になりやすいため、こまめに水分補給をさせましょう。水だけでは塩分や糖分が含まれていないため、スポーツ飲料や経口補水液を購入することをおすすめします。

痰が絡んだ咳の場合は、脱水によってさらに痰がネバネバしてしまいます。常温の水分をゆっくり飲ませてあげてくださいね。また、子供が食べられそうなものを食べさせてあげてください。お粥やすりおろしたりんごなどは消化も良く食べやすいです。

また、咳によく効く食べ物や飲み物もあるので、子供が摂取できそうであれば与えてあげましょう。はちみつは咳に効果的ですが、1歳未満の赤ちゃんには絶対にはちみつを与えないでください。

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⑤処方された薬を飲ませる

病院でもらった薬は必ず用法容量守り、飲ませましょう。粉薬などは子供は飲みたがらない場合もあります。薬局などに薬と混ぜるゼリーなどが売っているため、子供が飲みやすいように工夫すると良いでしょう。

⑥自分や家族の体調管理

子供が咳をしている場合、看病している人やまわりの家族にうつってしまう場合があります。手洗いとうがいは普段よりもこまめに行い、他の家族と食器は分けましょう。

看病している人が疲弊しないように、家事や兄妹の育児は夫婦で協力しながら行い、頼れそうであれば祖父母にも手助けしてもらいましょう。食事の準備はお惣菜を使ったり、休めそうであれば仕事を休むことをおすすめします。

⑦汗をかいたら着替えさせる

熱がある時や激しく咳をしている時は、汗をかきやすくなります。汗でベタベタしている状況では不快でリラックスできません。また、汗が冷えてしまったり、汗の蒸発を妨げて症状を悪化させてしまうこともあります。

汗をかいているようであればこまめに服を着替えさせてあげ、蒸しタオルなどで体を拭いてあげましょう。

⑧子供のそばにいてあげる

体調が悪い時は大人でも心細くなります。子供はなおさら寂しさや心細さを感じているでしょう。いつもより子供を気にかけ、そばにいてあげることで子供は安心できます。小さい子供は赤ちゃん返りが見られるかもしれませんが、たくさん甘えさせてあげてください。

まとめ

子供の咳の原因は、風邪だけでなく肺炎や気管支喘息、クループ症候群など様々です。安易に咳止めの薬を飲ませず、まずは小児科へ受診させましょう。

また、咳が出ている時はのどが乾燥しないよう援助し、こまめに着替えをさせるなど身の回りの援助を行ってあげましょう。

子供の体調が悪いと子供のことで頭がいっぱいになってしまうかもしれませんが、親が健康でいることが重要です。自分の健康が置き去りにならないように、親もしっかり栄養をとって周りの援助を受けながら休みをとりましょう。

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