あせもがかゆくて赤ちゃんがぐずったりしていませんか?
1度出来るとなかなか治らない赤ちゃんのあせも。できればあせもが出来る前に予防してあげたいですよね。
あせもが出来る原因は、汗腺の詰まりによる炎症にあります。こまめな着替えや皮膚を清潔に保つことなど、毎日の心がけがあせもの予防に繋がります。

赤ちゃんのあせもを予防するにはどうすればいいの?

手軽にできるあせもの予防法を6つ紹介するので、あなたに合う方法を試してみてください。
おすすめ記事
※赤ちゃんのあせも対策!おむつかぶれとの違いや3つの対策!
Sponsered Link
赤ちゃんにあせもが出来る原因は?
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、汗っかきです。体表面積あたりの汗の量は大人の2~3倍と言われており、すぐに服の中が蒸れた状態になってしまいます。
そして、汗を出す「汗腺」に汗や垢が詰まることで炎症を起こし、あせもになってしまうのです。
赤ちゃんのあせもの予防法6選!
前述の通り、赤ちゃんは大量に汗をかくため汗腺が詰まりやすく、あせもになりやすいのです。
赤ちゃんのあせもを予防する方法として、手軽にできるものを6つご紹介します。それぞれについて見ていきましょう。
①部屋の温度をこまめに調整
暑すぎると、さらに汗をかく量が増えてあせもが出来やすくなります。そのため、夏場は部屋の温度を25℃~28℃に調整すると良いとされています。
夏はお昼を過ぎると気温が上がり、気付いたら30℃を越えていたなんてこともあります。赤ちゃんが暑そうに汗をかいていないかチェックしつつ、赤ちゃんに直接風があたらない方法で冷房を活用してください。
②通気性の良い服を選ぶ
汗が蒸発することで体が冷え、体温調節を行うことができます。そのため、なかなか汗が蒸発しない服だと、体温が下がらずにさらに汗をかいてしまいます。
また、汗が服の中に溜まることで汗腺に詰まりやすくなるので、メッシュタイプの肌着を着せるなど、通気性の良い服を選んであげてください。
おすすめ記事
※「赤ちゃんの便秘」に効果的なおすすめマッサージ3選!
Sponsered Link
③汗をかいたらこまめに着替えを
冒頭にも記したように、赤ちゃんは大変汗っかきです。
外出先にはいつもより多めに服を持っていき、いつでもすぐに着替えさせてあげられるようにしましょう。
④皮膚を清潔に保つ
汗や垢が汗腺を詰まらせてしまう前に、皮膚を清潔に保つ工夫をしましょう。
夏場は濡れタオルで拭いてあげたり、シャワーの回数を増やすことで皮膚を清潔にしてあげてください。手・口用のウェットティッシュで汗の溜まりやすい首・脇・背中などを拭いてあげるだけでも予防になります。
⑤オムツ交換は早めに行う
最も湿気が高い場所はオムツの中です。赤ちゃんは1日に10回以上オムツの中でおしっこをするとされています。
夏場は気温も高く、菌も繁殖しやすい場所になるので、暑い季節はいつもよりこまめにオムツを交換してあげましょう。
⑥スキンシップの中で皮膚を観察する習慣をつける
赤ちゃんは、汗をかいたりあせもが出来てもママやパパに教えることが出来ません。
そのため、大人が注意深く観察をしてあげることで、早め早めの対処が出来ます。ただ、わざわざ皮膚の観察の時間を作る必要はありません。
あやしている時やオムツ替えの時に赤ちゃんに触ってあげてください。その時に、汗をかいていないか、皮膚が赤くなっていないか等のチェックをすることも出来ます。
出来てしまった赤ちゃんのあせも。対処法は?
気を付けて予防していてもあせもが出来てしまうことはありますよね。
悪化させないためにも、適切な対処を取る必要があります。
・シャワーや汗拭きシートで肌を清潔に保つ
・ガーゼを利用する
・患部を冷やす
・薬やベビーパウダーを使う
などが効果的とされています。
赤ちゃんのあせも対策を詳しく見る
※赤ちゃんのあせも対策4選!原因やおむつかぶれとの違いは?
※治らない場合は病院へ
あせもが出来てしまい、対処をしているにも関わらずなかなか治らない場合は、小児科や皮膚科に行きましょう。
また、あせもが広範囲である場合や、腫れている、かゆみが強い場合なども早めに病院に相談しましょう。
まとめ
気を付けてはいても出来てしまうあせも。さまざまな予防法を活用するのは大事ですが、ママやパパが考えすぎてしまうとストレスになってしまいますよね。
そんな時は身近にいる先輩ママに体験談を聞いたり、健診の時に相談してみると気持ちも楽になるでしょう。1つの方法にこだわらず、周囲からアドバイスをもらってたくさんの方法を試してあげてくださいね。
おすすめ記事
※新生児・赤ちゃんの便秘!月齢別に4つの原因と解消法を解説!
Sponsered Link